田中 ゆかり 教授
専攻
日本語学
略歴
神奈川県厚木市の生育です。
1987年に早稲田大学第一文学部を卒業。読売新聞社で記者を3年間したあと、大学院に入りました。高等学校で国語を教えながら修士課程を修了、早稲田大学大学院文学研究科博士課程在学中は同大学文学部助手を勤めました。博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)、静岡県立大学国際関係学部専任講師などを経て、2006年度から文理学部国文学科の教授を務めています。
研究分野
専門は日本語学です。言語という視点から、社会や個人のありようやその背景をとらえ、説明したいと思っています。そのようなわけで、コトバがらみの新しい現象に気づくと、なぜなにどうして? と楽しくなってきて、何かじっとしていられない気持ちがわいてきます。
【主な著書】
◆『読み解き! 方言キャラ』(研究社,2021年)
◆『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』(岩波ジュニア新書,2016)
◆『「方言コスプレ」の時代−ニセ関西弁から龍馬語まで−』(岩波書店,2011年)
◆『首都圏における言語動態の研究』(笠間書院,2010年)
◆『方言学入門』(三省堂,2013年 共著)
◆『ドラマと方言の新しい関係』(笠間書院,2014年 共著)
◆『日本のことばシリーズ14 神奈川県のことば』(明治書院,2015年 編共著)
◆『日本のことばシリーズ13 東京都のことば』(明治書院,2007年 共著)
◆『なっとくする統計』(講談社,2003年 共著)
担当授業科目
【学部】学問の扉、基礎演習2、日本語音声学、現代日本語学講義1、特殊研究ゼミナール、卒業論文
【大学院】日本語学専門演習、日本語学特殊講義、日本語教育学特殊講義、国文学研究
ゼミ・担当科目サイト
ゼミナール紹介
田中ゼミでは、ゼミ生1人1人が、興味をもっている現代日本語に関するさまざまな事象について、調査・研究をしています。
「ケチケチしなさんな」&「よい卒論を書こう!」をゼミ・モットーに、正副ゼミ長・メカ隊・正副宴会部長を置き、表も裏?も活発に活動しています。
ゼミでは、メカ隊主導による形態素解析ソフトや統計ソフトの使い方など研究に必要な基本的スキル獲得のための講習会も開催しています。
これまでの卒論タイトルやゼミ論のテーマなどは、ゼミサイトに掲載しています。関心のある方は、ゼミサイトへどうぞ。
卒業論文指導
田中ゼミの卒論については、ゼミサイトをご参照ください。
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