金 愛蘭 准教授

専攻

日本語教育学(大学院)

略歴

言語形成期は韓国釜山で過ごしました。大学3年生のとき,日本語日本文化研修留学生(日本国政府国費外国人留学生,京都大学に1年間)として来日しました。大学卒業後,韓国で2年間日本語教師を務めたのち,再来日を果たし,大阪大学大学院文学研究科(日本国政府国費外国人留学生)に進学しました。その後,国立国語研究所で専門用語の研究,早稲田大学と東京外国語大学で日本語教育,広島大学で日本語教員養成を行いました。日本大学には2019年4月に赴任し,日本語教育と日本語教員養成を行っています。

研究分野

専門分野は­­­­語彙論・意味論です。主に近現代日本語における語彙と意味の変化について文章・文体論も視野に入れながら研究しています。また,最近は学習者コーパスと日韓対照研究にも興味をもっています。

主な著書

『コーパスで学ぶ日本語学 日本語の語彙・表記』(共著,朝倉書店,2020年)
『現代日本語学入門(改訂版)』(共著,明治書院,2018年)
『日本語学の教え方―教育の意義と実践―』(共著,くろしお出版,2016年)
『災害に学ぶ―文化資源の保全と再生』(共著,勉誠出版,2015年)
『20世紀後半の新聞語彙における外来語の基本語化』(単著,大阪大学日本語学講座,2011年)

担当授業科目

(学部)

 

・日本語3(文章表現)
・日本語4(文章表現)
・日本語初級4(総合日本語)
・日本語初級8(総合日本語)
・教材教具論(日本語教育コース科目)

 

(大学院)

 

・日本語教育学特論3(日本語教育コース科目)
・日本語教育学特殊講義3(語彙論・意味論)
・日本語教育学特殊講義4(コーパス言語学)
・日本語教育学専門演習3(語彙論・意味論)
・日本語教育学専門演習4(コーパス言語学)
・日本語教育実習1(日本語教育コース科目)
・国文学研究(博士後期課程,論文指導)

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