野田 尚史 教授

専攻

日本語教育学(大学院)

略歴

1956年に金沢市で生まれ,大阪外国語大学の学部でスペイン語,大学院で日本語学を学びました。仕事としては,大阪外国語大学で留学生に日本語を教え,筑波大学で日本語教師を目指す学生に日本語文法を教え,大阪府立大学で日本語学の授業を担当し,国立国語研究所で日本語教育学と対照言語学の研究を行い,2021年に本学に来ました。

研究分野

現代日本語の文法の研究と,日本語を母語としない人たちに対する日本語教育の研究を行っています。そのほか,言語によるコミュニケーションの研究や,日本語とスペイン語の共通点と相違点を明らかにする対照研究も行っています。

私の学生時代

大学4年生のときに1年間スペインに留学し,さまざまな経験をしました。たとえば,当時は日本になかった「サッカーくじ」(totoのようなもの)をよくしましたが,1回も当たりませんでした。その日のスペイン1部リーグの各対戦の勝ち負けを当てるものですが,引き分けを当てるのが特に難しい! サッカーにはオフサイドなど,点を入りにくくするルールがありますが,ああいうルールができたのは「サッカーくじ」を当たりにくくして当選金を高額にするためという裏の目的もあったのだろうと思いました。本当にそうだったかどうかは確かめようがありませんが,それが実感です。

担当授業科目

大学院文学研究科国文学専攻の授業として「日本語教育学特論」「日本語教育学特殊講義」「日本語教育実習」を担当しています。

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