佐久本 佳奈 助教

専攻

近現代文学

略歴

沖縄県生まれ。琉球大学を卒業後、同大学院の修士課程に進学。修了後、非常勤講師を経て一橋大学大学院の博士課程に進学し、2023年に博士(学術)を取得。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2024年から現職。

研究分野

戦後文学と沖縄の文学をジェンダーやセクシュアリティの観点から研究してきました。また、文学の空間表象に関心を持っており、博士論文では米軍占領下の作品を対象に、男性作家と女性作家の、あるいはハンセン病者の書き手による地理的想像力を比較しました。現在は戦時性暴力の表象に興味を持っています。

私の学生時代

文学は好きでしたが映画も好きでよく観ました。論文を書くようになってから、ようやく本の読み方がわかるようになりました。
文学に登場する街を歩くのも好きでした。コロナ禍は沖縄に戻り、博士論文を書く合間に戦跡を見て回ったことが思い出です。
修士の時は昼から夜までゼミの仲間と喋っていました。一橋大の寮生活では、孤立しがちな院生だからこそ、群れて仲間を作る大切さを知りました。

担当授業科目

学部 ジェンダー論、現代文学講義、基礎演習2、応用研究4、特殊研究ゼミナール1、2
大学院 近現代文学基礎研究3、総合研究3

オフィスアワー

木曜3限