石岡 丈昇 教授

専門分野
比較社会学、身体文化論
自己紹介
からだを動かしながら社会を考えること、これをモットーにしています。たとえば、走っている人をトラックの外からレンズで追跡するような「定点観察」も必要ですが、私としては私も一緒に走りながらブレブレのカメラでその走りの世界を記録したいーつまり「参与観察」をしたいと思っています。観察点が一定でないから科学的記録としては使い物にならず、そもそもブレすぎで、しかも息を切らした自分の呼吸音もノイズとして納まってしまっている・・・。でもそんな「参与観察」だからこそ、伝えられる世界もあるのです。
また、2020年10月より雑誌『現代思想』(青土社)で「タイミングの社会学」という連載をおこなっています。身体と時間の関係をエスノグラフィーの方法論とも絡めて考察しておりますので、関心のある方はご覧ください。
Email: ishioka.tomonori[at]nihon-u.ac.jp