梶野 光信
専門分野
社会教育学、青少年教育論、教育福祉論
31年に及ぶ教育行政の専門的教育職員(社会教育主事)の経験を踏まえて、社会教育行政の役割、そしてユースワークとソーシャルワークの関係のあり方について実践的研究を進めています。
担当授業
【学部】社会教育論、生涯学習論、生涯学習支援論
【大学院】社会教育学特論1・2
主な研究業績
【共著】
「ユースソーシャルワーカーによる高校生支援」末冨芳編『子どもの貧困と
教育支援-よりよい政策・連携・協働のために-』明石書店、2017年
「東京都の社会教育行政史―生涯教育・生涯学習施策の登場以降-」東京
社会教育史編集委員会編『大都市・東京の社会教育 歴史と現在』エイデル研究所、2016年
「子ども・若者のケアと地域教育-東京都渋谷ファンイン/ピアサポートネットしぶやを事例に
―」大橋謙策編『講座ケア2 ケアとコミュニティ』ミネルヴァ書房、2015年
「子ども・若者を支援する行政との連携・協働の課題」田中治彦他編『子どもの居場所と参加―
ユースワークが築く新たな社会』東洋館出版社、2012年
【論文】
「学校外の社会資源の効率的な活用策について『探究的』な学びを進めるコーディネーターの
重要性」日本福祉教育・ボランティア学習学会監修『ふくしと教育』通巻35号、pp.14-17、
2023年
「高校生の『社会的・職業的自立』を支援する社会教育行政の役割-都立学校『自立支援チー
ム』派遣事業が目指すもの」『日本社会教育学会年報第61集』、pp.169-178、2017年
「教育行政における『地域教育』の位置―東京都地域教育プラットフォーム構想を手がかりに
-」『日本社会教育学会年報第55集』、pp.49-59、2011年
学会活動など
日本社会教育学会、日本福祉教育・ボランティア学習学会、日本教育経営学会、日本教育制度学会、こども環境学会、日本学校スクールソーシャルワーク学会、日本社会教育士会
ひとこと
私が専門とする「社会教育」は多義的な概念をもつ分野で、大学入学前には、このような研究分野があることも知らなかった方も多いのではないでしょうか。しかし、みなさんがこれまで学校教育以外の場で体験してきたことを振り返ってみると、それが自らの人格形成において大きな影響を与えていたという経験がある人は少なくないでしょう。そのような体験を経験に変えるための「学び」の場を学校外に広げていくのが社会教育に求められる役割だと考えています。
いま、日本の教育制度のあり方自体に大きな見直しが求められています。学校の役割を相対化して「教育」を検討していく上で、社会教育的な見方を持つことが教員を目指す人たちにも必要となってきていると思います。在学中に一度、社会教育に触れてください。
