望月 由起

専門分野

教育臨床社会学/キャリア教育

社会・学校・家庭の要請に応じた調査分析を行い、現状に基づく実践的な方策の提示や、事象に対する理解のあり方の問い直しを試みています。近年の主な研究テーマは、「青年期のキャリア形成とその教育支援」「女性のライフキャリア」「日本型ペアレントクラシーとしての学歴・スポーツ・グローバルエリート」等です。

担当授業

【学部】特別活動・総合的な学習の時間の指導法、教育相談、生徒指導・進路指導論、中等教育論
【大学院】教育社会学特論1・2

主な研究業績

『平等の教育社会学:現代教育の診断と処方箋』勁草書房、2019[共著]
『学寮プログラムの現代的展開』広島大学高等教育研究開発センター、2019[共著]
『特別活動・総合的学習の理論と指導法』弘文堂、2019[共著]
『MINERVAはじめて学ぶ教職 キャリア教育』ミネルヴァ書房、2018[共著]
『現代日本の私立小学校受験-ペアレントクラシーによる教育選抜の現状-』学術出版会2011[単著]
『進路形成に対する「在り方生き方指導」の功罪-高校進路指導の社会学-』東信堂、2007[単著]

学会活動など

日本教育学会、日本教育社会学会、日本キャリア教育学会、日本キャリアデザイン学会、日本高等教育学会、大学教育学会、初年次教育学会、日本教師教育学会

ひとこと

私が主な研究対象とする「キャリア」は、教育学、心理学、社会学など様々な学問領域から多様な視点で注目されています。学生の皆さんには、研究の対象として捉えるだけでなく、自分自身のキャリア形成やそのための教育・支援についても、「大学生ならでは」の視点でリアルに目をむけてもらいたいと思います。