教職学生支援プロジェクト

文理学部数学科では「数学教員を目指す学生支援プロジェクト」として、学生支援を行っています。

目的:「質の高い(バランスのとれた)数学教員を目指す学生を支援する」

数学教員として必要な能力(資質)として,主に以下の3点が考えられます.

教師力(教師としての基礎的な能力)

指導力(授業を準備しそれを的確に実践する能力)

数学力(数学に関する知識・素養,論理的に考える力,問題を解く力)

文理学部という場を活かした,これらの資質をバランスよく高めていくプロジェクトが進められています.
その一環として,数学科において「これらの能力を自ら高めようとする学生」を支援する活動を用意し,そのサポート・指導を行っています.

具体的な活動

次の4つの活動(大学におけるセミナー・勉強会,現場での授業観察,教職実地研修・学校ボランティア,数学力向上支援)を用意しています.

セミナー・勉強会

教職を目指す学生,特に1年生が,現場を知る重要な機会として,卒業生などによるセミナーや講演会を開催しています.
参加した1・2年生については, 3年次の教職実地研修・ボランティアでの活動に向けて,教員を目指す意識の高まりと,授業補助が可能な数学力の育成を目指しています.

教職セミナー

可能であれば月1回程度,主催は文理学部数学科とし,文理数学会(同窓会)の援助を受けて開催します.
参加した1・2年生については, 3年次の授業補助に向けて,教員を目指す意識の高まりと,授業補助が可能な数学力の育成を目指しています.

 

  • ・OB・OG による講演会
  • ・教職モデル授業
  • ・授業観察・指導補助(特に,教育実習を控えた3年生),教育実習(参加の4年生)の報告会
  • ・その他(ゼミ卒業研究発表会,自主研究など)

数学力向上支援

基本的には正規の講義によります.下記については現在検討中です.

  • 採用試験対策模試の集団受験,結果報告.
  • 数学検定の団体受験
  • その他(個人指導など)

成果の評価,公開について

プロジェクトに関する自己点検・評価に加え,協力校よりのフィードバック,さらに,文理学部としてのプロジェクトに参加する他学科教員による評価を受けて,改善を進めていきます.
またプロジェクトの活動の詳細およびその成果は,随時,本ページを通じて発信していく予定です.

お問い合わせ

教職実地研修・ボランティアに関するお問い合わせはこちらからお願いします。

数学科紹介