土屋睦廣 准教授

専攻

古代ギリシア・ローマの哲学

論文・著作

主な著作

『危機管理—新たな疾病との闘い—』(共著)、文眞堂、2011年。

『哲学の歴史』第2巻「帝国と賢者 古代Ⅱ」(共著)、中央公論新社、2007年。

『中世哲学を学ぶ人のために』(共著)、世界思想社、2005年。

『カルキディウスとその時代』(共著)、慶応義塾大学言語文化研究所、2001年。

主な翻訳書

新版『アリストテレス全集』第13巻『問題集』(共訳)、岩波書店、2014年。

『セネカ哲学全集』第4巻「自然研究Ⅱ」(単訳)、岩波書店、2006年。

『セネカ哲学全集』第3巻「自然研究Ⅰ」(単訳)、岩波書店、2005年。

『中世思想原典集成』第20巻「近世のスコラ学」(共訳)、平凡社、2000年。

主な論文

「プラトニズムの歴史における『ティマイオス』の伝統」『法政哲学』第14号(2018)。

「カルキディウスにおける摂理と運命」『精神科学』第55号(2017)。

「デーミウールゴースの変容—カルキディウス『ティマイオス注解』における神—」『ギリシア哲学セミナー論集』第12巻(2015)。

「『ティマイオス注解』におけるカルキディウスの意図と構想」『フィロソフィア』第98号(2010)。

「アスクレピオスの「癒しの事績」―古代ギリシアにおける癒しの信仰—」『比較思想研究』第35号(2009)。

「ガレノスのクラーシス論」『科学史研究』No. 208(1998冬)。

「ストラトンの空虚の理論」『科学史研究』No, 196(1995冬)。

「プラトンにおける悪と物体の問題—『ティマイオス』の宇宙生成論をめぐって—」『倫理学年報』第40集(1991)。

学会活動等

日本西洋古典学会

日本科学史学会

日本宗教学会

ほか

コメント

古代ギリシア・ローマの思想を研究しています。とくに、プラトンがたいへんユニークな宇宙論を展開している著作『ティマイオス』の継承と解釈の歴史に関心をもっています。哲学に限らず、古典の著作を原典で読むことが何よりの楽しみです。趣味としては、ルネサンス・バロック時代の音楽が好きです。聴くだけでなく、当時の楽器(リュート等)も演奏します。質問や相談はもちろん、私でお役に立てそうなことがあれば、気軽に研究室に来てください、