合田秀行 教授

専攻

インド大乗仏教(初期瑜伽行派)、比較思想

略歴

平成2年3月 日本大学大学院博士後期課程満期退学(哲学専攻)

出版社に2年間勤務した後、(財)東方研究会専任研究員、日本大学工学部非常勤講師、日本大学文理学部助手・専任講師・准教授(助教授)を経て平成24年4月より現職。

論文・著作

共著

・大正大学綜合仏教研究所編『輪廻の世界』、青史出版、平成13年8月

・日本仏教学会編『仏教をいかに学ぶか:仏教研究の方法論的反省』、平楽寺書店、平成14年2月

・安藤治・湯浅泰雄編『スピリチュアリティの心理学』、せせらぎ出版、平成19年3月

・大正大学綜合仏教研究所編『仏教の人間観』、北樹出版、平成19年11月

・宮原琢磨編『21世紀の学問方法論』(日本大学文理学部叢書)、冨山房、平成254

日本トランスパーソナル心理学/精神医学会編『二十周年記念論文集』、コスモス・ライブラリー,平成311

学術論文

・「『摂大乗論』における転依の構造」、『精神科学』27、pp. 51-60、日本大学哲学研究室、昭和63年12月

・「『摂大乗論』入所知相分における総法について」、『印度学仏教学研究』37-2、pp. 67-69、日本印度学仏教学会、平成元年3月

・「無著における実践構造の一視点」、『仏教学』35、pp. (41)-(60)、仏教思想学会、平成5年12月

・「『摂大乗論』第三章の解明(1):チベット訳無性註を中心として」、『東方』9、pp. 119-129、財団法人東方研究会、平成6年1月

・「無著造『禅定灯論』における所縁観」、『印度学仏教学研究』43-1、pp. (147)-(150)、日本印度学仏教学会、平成6年12月

・「無著におけるBuddhanusmrtiについて」、『印度学仏教学研究』44-1、pp. (108)-(111)、日本印度学仏教学会、平成6年12月

・「無著におけるSanghanusmrtiについて」、『精神科学』36、pp. (79)-(92)、日本大学哲学研究室、平成9年11月

・「無著におけるDhammanusmrtiについて」、『印度学仏教学研究』46-2、pp. (95)-(99)、日本印度学仏教学会、平成10年3月

・「初期瑜伽行派の形成過程に関する一考察:「声聞地」の瑜伽師yogacaraを中心として」、『研究紀要』57、pp. (1)-(17)、日本大学文理学部人文科学研究所、平成11年1月

・「アサンガ伝に関する研究:プトゥン資料を中心として」、『精神科学』39、日本大学哲学研究室、平成13年1月

・「阿那波那念(anapanasmri)再考」、『印度学仏教学研究』49-2、pp. (132)-(136)、日本印度学仏教学会、平成13年3月

・「玉城康四郎博士の研究方法論と新教相判釈論」、『日本仏教学会年報』66、pp. 215-226、日本仏教学会、平成13年5月

・「仏教への心理学的アプローチ:瑜伽行派における理論と実践」、『トランスパーソナル心理学/精神医学』Vol. 3 No.1、pp. 8-14、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会、平成14年10月

・「『入楞伽経』における修道論の原型と如幻三昧』」、『研究紀要』68、日本大学文理学部人文科学研究所、pp. (1)-(14)、平成16年9月

・「『摂大乗論』第三章の解明(2):チベット訳無性註を中心として」、『精神科学』44、pp. (1)-(14)、日本大学哲学研究室、平成18年3月

・「唯識思想批判をめぐる考察:アサンガ論書を軸として」、『精神科学』45、pp. (79)-(92)、 日本大学哲学研究室、平成19年3月

・「仏教と現代のスピリチュアリティ」、『スピリチュアリティの心理学』、pp. 229-341、せせらぎ出版、平成19年3月

・「現代仏教学者における人間観:玉城・上田両博士の方法論を軸として」、『仏教の人間観』、pp. (169)-(186)、北樹出版、平成19年11月

・「「唯識無境」批判に関する一考察」」、『精神科学』49、 日本大学哲学研究室、平成23年3月

・「初期瑜伽行派の形成過程に関する一考察:アサンガ論書を軸として」、『印度学仏教学研究』60-1、pp. 115-123、平成23年12月

・「クンダリニー体験の諸相」、『トランスパーソナル心理学/精神医学』Vol. 11 No.2、pp. 28-45、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会、平成24年2月

・「トランスパーソナル心理学と東洋思想」、『トランスパーソナル心理学/精神医学』Vol.17 No.1、pp. 28-45、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会、平成30年3月(二十周年記念論文集に再録)

・「初期瑜伽行派の身体論と全人格的思惟」、『比較思想研究』44、pp.21-29、比較思想学会、平成31年3月

・「仏教系私立学校における宗教教育に関する考察」、『精神科学』58、pp.35-52、日本大学哲学研究室、令和2年3月

・「インド思想における「悟り」への修行階梯:初期唯識学派とヨーガ学派の比較を通して」、『トランスパーソナル心理学/精神医学』Vol,20 No.1、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会(令和4年近刊予定)

学会活動等

日本印度学仏教学会(理事・東部評議員)

日本宗教学会

仏教思想学会(理事)

比較思想学会(総務委員・理事・評議員)

日本大学哲学会

日本トランスパーソナル心理学/精神医学会(前副会長・理事)

日本ソマティック心理学協会(事務局長)

コメント

インド大乗仏教を代表する瑜伽行派(唯識派)の大成者である無著(Asanga, ca. 310-390/390-470)の著作を中心に研究を進めている。最近では、特に初期瑜伽行派における実践論の形成過程を解明する作業に力を注ぐ。

専攻分野以外にも、広く東西の神秘思想の比較研究や唯識思想とも関連するユングの学説やトランスパーソナル心理学・精神医学の領域にも大いに関心を寄せている。また、恩師・玉城康四郎先生(元日本大学教授・東京大学名誉教授)の指導のもとに、文献研究だけでなく坐禅・冥想を実践してきた。