哲学科について

ここは、自由で創造的な思想の広場(アゴラ)

なぜ人は、物は、宇宙は存在するのか。時代や洋の東西を問わず、人間が追究し続けてきた根源的な問いに対し、普遍性のある答を求める。それこそが、哲学という学問のテーマです。

哲学・倫理学・美学・宗教学の4コースを有する本学科の起源は、日本大学に宗教学科が創設された大正6(1917)年に遡ります。100有余年に及ぶ長い歴史と伝統、豊かで自由な学風を礎に、これまで進取の気概に富むあまたの教養人を育成してきました。本学科は、人間に対するより深い理解と普遍的価値の創造を目指し、古今東西の哲学・倫理・美学・宗教の思想を全人類的視野に立って研究する、斬新な教育システムを備えています。

具体的な内容としては、人間の知識や存在の本質について考察する「哲学」、道徳の原理を探る「倫理学」、美と呼ばれているものの内実を問う「美学」、人間の信仰とその現れである宗教現象を対象とする「宗教学」を4本の柱に講義が編成され、それらの教育を通し、幅広い視野で物事を見、考えることのできる認識力と思考力の育成が目指されています。原典講読も大切にし、英語をはじめ、ドイツ語、フランス語のほかに、ギリシア語、ラテン語、パーリ語、サンスクリット語の教育にも力を注いでいます。4年次には、学んだ知識を総合し、それぞれの専攻テーマに絞り込んで深く掘り下げて、卒業論文にまとめます。哲学科では、文字どおり、真・善・美・聖という人間の四大価値の総合的探究と自由な思索の場が開かれています。

なお、本学科では、中学校一種(社会、宗教)・高等学校一種(公民、宗教)の教員免許と司書・司書教諭の資格を取得できます。また他にも、学芸員コースや社会教育主事コース、日本語教育コースも開設されていて、それらの資格を取得できます。本学科の卒業生は、あらゆる分野で活躍していますが、とくに情報通信業・サービス業・小売業・行政などの分野に有為な人材を数多く輩出しています。

哲学科の4つのコース