研究法・調査法

この領域で学べること

ここでは、社会学の実証的研究法として最大・最強の武器となる「社会調査」の方法について述べます。
社会調査は、【A】量的調査(量的研究)と【B】質的調査(質的研究)に二大別することができます。【A】は、調査票(質問紙/アンケート)調査が代表し、定量的なデータを大量に(数百~数千規模で)収集して量的に分析し、結果を数字(量)で表す研究法です。新聞社やテレビ局が、内閣や政党の支持率とか憲法に関する意見等を報道するのに先立って行う「世論調査」も、【A】の一種です。
【B】は、参与観察や聞き取り調査が代表し、定性的なデータを収集して質的に分析し、結果を主に言葉(質)で表す研究法です。例えば、テキヤの世界(「フーテンの寅さん」のような)を調査票を使って調査しようと思っても、現実的にはなかなか難しいですよね。でも、参与観察やインタビューであれば調査することができるのです。【B】にはまた、日大社会学科で長年にわたって実践され成果が積み重ねられているビジュアル調査法(映像社会学的研究法)も含まれます。【A】と【B】には異なった魅力や強みがあり、長所だけでなく短所もあるので、どちらの方法が優れているのかといった議論はあまり意味あるものとは言えませんし、生産的ではありません。
日本大学文理学部社会学科では社会調査関連の授業科目が多数開講され、それらを通して社会調査について専門的に学び調査実習にあたると、一般社団法人社会調査協会の「社会調査士」(社会調査の専門家)の資格を取得することができます。

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