家族
この領域で学べること
「家族」はみなさんの多くにとって最も身近でありながら、それゆえ、最も議論が難しい領域です。特に、家族社会学では、家族を単に「良いもの」「素晴らしいもの」として賛美するのではなく(学問である以上は当然ですが)、さらに、家族を普遍的(どの時代どの社会にも変わらず存在していた)なものとして捉えがちな生物学・心理学から一定の距離をとり、家族を近代という時代に特有の社会制度として把握する点に特徴があります。現代の家族を巡るさまざまな社会問題や社会現象、たとえば、未婚化、少子化、ニート、ひきこもり、アダルトチルドレン、毒親、待機児童、シングルマザー、赤ちゃんポストといった複雑な問題について議論するためには、こうした社会学的な視点が不可欠です。みなさん自身の家族についての経験を相対化しながら、家族という社会制度について学ぶと同時に、家族という論争的な素材を通じて、社会学をより深く理解する事ができます。
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この領域の参考文献
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『問いからはじめる家族社会学〔改訂版〕: 多様化する家族の包摂に向けて』(岩間 暁子・大和 礼子・田間 泰子/有斐閣)
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『よくわかる家族社会学』(西野理子・米村千代/ミネルヴァ書房)
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『家族を超える社会学―新たな生の基盤を求めて』(牟田和恵/新曜社)
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