大学院

地理学専攻(理工学研究科)

日本大学大学院 理工学研究科 地理学専攻 博士前期課程および博士後期課程

概要

日本大学大学院理工学研究科地理学専攻の修士課程(現博士前期課程)と博士課程(現博士後期課程)は、それぞれ1963(昭和38)年と1965(昭和40)年に設置されました。設置以来45年以上に及ぶ歴史を持っており、多くの人材を輩出してきた伝統のある大学院です。カリキュラムにある講義のほか、全教員と全大学院生が集まって討論が行われる大学院合同ゼミおよび、分野別に行われるグループゼミが開催されます。また、大学院生は、学部生とは異なる以下のような研究環境が用意されています。

 

【大学院生室の利用 、地理学科書庫の利用、実験室や分析室の利用、入構カードの貸与】

    • 大学院合同ゼミの様子

    • 大学院生室1

    • 大学院生室2

カリキュラム

過去の学位論文

最近の博士論文タイトル一覧

・地域づくりを目的としたエコツーリズムの意義と課題

・トロントにおけるポルトガル系コミュニティと都市空間の変容

・東京都区部における人口と世帯の高密度分布とその特徴

・わが国の地方鉄道の地域振興に果たす役割

・高齢社会に向けた都市居住者の余暇活動の実態に関する研究

・上海市の中心市街地再開発と再開発に伴う居住者の都市内移転

・新潟県頸城平野における大規模稲作経営体の成立要因に関する研究

・フィリピン・ルソン島中央平原パイタン湖周辺における後氷期以降の環境復元

・カラコラム山脈における氷河の形態を考慮した近年の氷河変動と気候変動の関係に関する研究

・公的医療施設の立地-配分分析:新潟県上越医療圏を事例として

 

最近の修士論文タイトル一覧

・渋谷駅を最終降車駅とする鉄道定期利用者の通勤・通学流動の特徴と空間的変動

・ネパール・スンコシ川右岸の地すべり性地表変動の継続性の検出

・大佐渡山地北西斜面風衝地にみられる植生とその成立環境

・高等学校「地理総合」までに必要とされる地図学習のための基礎学習とは-小学校・中学校での地図帳を使った学習と地図学習の課題-

・栃木県宇都宮市におけるアクセシビリティ指標を用いた生活環境の推定-コンパクトシティ政策を想定したシミュレーション分析-

・トカラ列島悪石島における植生変化とそれに人為が与えた影響

・千葉県中部地域における縄文時代の資源利用としてのシカ狩猟

・福岡市における都市計画の達成状況とその地域差―香椎・西新・大橋地区を事例として―

・中央ネパールにおけるD-InSAR解析を用いた地すべり性地表変動の分布・変動特性の解明

・美濃産地における陶磁器製造業の問題点と対応-1990年代以降の経営環境変化に伴う業者の経営対応を中心に-

・公共交通空白地域の分布と流動人口データを用いた行動傾向の分類-東京都世田谷区・中野区・杉並区・練馬区を事例として-

・横浜みなとみらい21地区における開発の変遷とその要因

・静岡県遠江国における戦国期の城の立地特性

・渋谷駅周辺における歩行者交通量と土地・建物用途との関係

・しながわ宿場まつりの成立・展開とその特徴

・スーパーマーケットの配達圏における人口構成と店舗への到達割合の地域的差異について-東京都の京王グループを事例として-

・ネパールのBarpak地域におけるSAR干渉画像を用いた地すべり性の地表変動の判読

・沖縄島における継続的少雨とその要因となる気圧配置の特徴

・北海道中川町における地域資源を活かした地域づくりの意義と課題

・フィリピン・中部ルソン平原北部における農業変化-ヌエバ・エシハ州を事例に-

・スーパーマーケットの集客圏分析と立地評価および集客予測の研究-東京都小金井市を事例として-

・北半球冬季におけるボルネオ島西部の降水と大気循環場の関係

・福島県会津地方における路線バス存続の実態と課題

・菅平高原における若年層の定住実態と就業機会との関係

・東京都千代田区における喫茶店の立地とその要因

・長野県における“ひとりもんジャンケン”の分布特性

・客観解析により抽出される前線帯とその北半球における分布の特徴

・プラネタリウム施設の立地展開が果たす地域づくりへの効果―日本の公営プラネタリウム施設の総観による地域づくりへの可能性に関する研究―

・箱根町における宿泊施設の特徴と外国人宿泊者との関係

・中国人観光客の増加に伴う新宿駅周辺地域の商業業態の変化~新宿三丁目を事例として~

沼津市中心商業地におけるアーケード活用の商店街整備

・1970年代以降の秋田県におけるハタハタ漁操業形態の特徴―男鹿市・八峰町の事例―

・ホーチミン市交通局の交通情報ポータルを利用したホーチミン市中心部4区における交通渋滞の分析

・山形県におけるオウトウの収量変動と開花期間の天候による影響

・長野県小谷村におけるPALSAR-2干渉解析による地すべり性地表変動の検出

・カンボジア・クーレン山における森林の農地化

・山口県秋吉台における植物珪酸体と微粒炭からみた植生変遷

・駅への端末交通手段からみた駅勢圏の分析―東京都6区を事例として―

・茨城県南西部の公立高校におけるスクールバス導入の過程と運行形態の変化

・長野県野沢温泉村における外国人観光客と民宿型スノーリゾートの変化

・人口特性を考慮したコンビニエンスストアの立地分析ー八王子市を事例としてー

・伊香保温泉における外国人観光の実態と課題

・千葉県都川流域における植物珪酸体化石を用いた完新世後期の植生分布復元

・石川県旧高松町におけるゴム織物業の展開とその存続要因

・東京湾久里浜‐金谷航路の存続形態

・アンコール・ワット西参道におけるラテライト石材の風化プロセス

・フィリピン・パンパンガ川流域における雨季の降水特性とモンスーンの季節内変動との関連性

・千葉県八街市における落花生産業の存続形態

・ボリビア・アンデス山岳域における近年の気候変化と総観場の関係

・高齢者の施設への近接性の分析―東京都心部を事例として―

・東京都足立区における自転車盗の発生地点の分布とその形成要因に関する研究

・長野県諏訪市における清酒業の存続形態

・関東地方における光化学オキシダントの高濃度化と時空間変動に関する一考察

・房総丘陵渓流部にみられる「川廻し」を利用した岩盤河床の下刻速度の推定

・東京都千代田区におけるフードデザート問題に関する研究―街区から店舗への近接性と価格の側面からの分析―

・静岡県伊東市南部における「伊豆高原」の空間的拡大と実質化の過程

奨学金制度

日本学生支援機構の他に,大学独自の奨学金制度(給付型)があり,院生に対する研究支援制度は充実しています。

 

  • ・学会発表出張奨学金
  • ・学術論文奨学金
  • ・博士後期課程奨学金

 

他にも、文理学部奨学金、後援会奨学金、古田奨学金、ロバート・F・ケネディ奨学金等さまざまな奨学金制度があります。

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