令和5年度 日本大学地理学会 総会・例会を開催いたします
2023.06.07
同窓会News
地理学科からのお知らせ
学会News
令和5年度日本大学地理学会総会および例会を,下記の通り開催いたしますので,ご参加くださいますようお願いいたします。
【総会】
1.日時 令和5年7月1日(土)14:30~15:30
2.場所 日本大学文理学部3号館4階3403教室(対面とオンライン〔Zoom〕によるハイブリッド開催)
3.議題 1)令和4年度事業報告について
2)令和4年度決算報告について
3)令和5年度事業計画について
4)令和5年度予算について
5)その他
【例会】(共催:日本大学地理学科同窓会)
1.日時 令和5年7月1日(土)15:30~17:30
2.場所 日本大学文理学部3号館4階3403教室(対面とオンライン〔Zoom〕によるハイブリッド開催)
3.内容 テーマ:地形図読図学習の再検討①
必履修科目の高校地理総合および中学校社会科地理的分野では、学習指導要領の内容で「地形図」の読図が明記されている。地理教育にける地形図読図は、伝統的な地理的技能のひとつであるが慣習的な学習方法が支配的であり、検討すべき課題がいくつかある(卜部,2010)。また、現状の地図学習は、まさに「地図の学習」に終始する傾向にあり、大学入試のための地図読解学習になっているのではないかという課題も挙げられる。地理総合における地図学習は、読図技術の習得のみに力点が置かれるのではなく、生涯にわたり地図を活用できる力の育成にあると考えたとき、地図を活用した主体的な深い学びをどのように実践するかが地図学習のもう一つのポイントになるといえる。また、現行の地形図は、多色刷りの平成25年地形図図式の図面がほぼ全国で刊行され、GISでの地理院地図との対比の上で、従来とは異なる読図スキルも求められる。そこで本シンポジウムでは、地形図読図理論や現場での実践現況などをすりあわせて、当該学習のあるべき姿を模索したい。
司会と趣旨説明:小林正人会員(東京都立三鷹中等教育学校)
登壇者:牛込裕樹会員(大妻中野中学校・高等学校)「問題提起と現状の中学校の教科書分析」
黛 京子会員(日本大学大学院理工学研究科・前期)「問題提起と現状の高校の教科書分析」
基調講演:卜部勝彦会員(日本大学経済学部)
質疑・討論
【参加方法】
メールに①お名前,②ご住所,③ご所属,④対面参加・オンライン参加をご入力の上,事務局アドレス(chs.chiri@nihon-u.ac.jp)宛てにお送りください。オンライン(Zoom)参加ご希望の方は,お送りいただいたメールアドレス宛に,後日ミーティング情報(URL,ID,PASS)をお知らせいたします。
総会をご欠席される場合は,送付される委任状(はがき)に必要事項をご記入の上,6月30日(金)〔必着〕までに,学会事務局へお送りください。
※総会・例会案内および,委任状(はがき)は,6月下旬の発送を予定しております。