よくある質問

高校では「地学」を習っていません。地球科学科の専門科目の授業についていけるでしょうか?

地球科学科への入学者のうち、高校時代に地学を習った人は全体の1割から2割程度です。そのため、1年次の導入科目(地球科学概論1~4)では高校の地学で取り扱う内容も含めて勉強します。2年次からは専門科目が始まりますが、専門基礎科目から専門応用科目へと段階的にすすみます。このようなプログラムでしっかり学習することにより、卒業する頃には地球科学の基礎から応用までがしっかり身に付きます。

 

→ カリキュラム

私はパソコンのことがほとんど分かりません。地球科学科でやっていけるのでしょうか?

大丈夫です。パソコンをどの程度利用するかは学習内容によってかなり違いますが、まず必要なのは、インターネット、ワープロ、表計算などの基本的な操作です。これらについては1年次の必修科目である「自主創造の基礎1・2」で学習し、そこで丁寧に指導を受けるので全く問題ありません。気象や地震などに関するいくつかの授業・実験実習ではもう少し高度なデータ処理等を勉強します。これらの授業や4年生で行う卒業研究(「卒業テーマ研究」)では、先輩や先生がやさしく丁寧に指導してくれますので、興味ある問題を扱うちにパソコンの使い方も身に付いていくことでしょう。

地球科学科に興味を持ったのですが、一度行ってみても大丈夫ですか?

地球科学科では随時、学科訪問を受け付けています。学科に関するお問い合わせフォームを通じてお申し込み下さい。夏季もしくは秋季オープンキャンパスに参加して頂ければ、「実験の演示」や「模擬授業」を通じて学科の様子を知ることができます。また、「進学相談会」もありますので色々な質問を学科の教員に直接聞いてみることができます。是非、地球科学科に足を運んでみて下さい。

 

→ 学科に関する問い合わせ
→ オープンキャンパス

卒業後にはどの様な就職先がありますか?

地球科学科の卒業生は、社会の様々な分野で活躍しています。就職先は環境や地質、建設などの調査・コンサルタント業をはじめ、気象関連の情報サービス業や製造業、流通業、教員、公務員など、多分野にわたっています。なかでも学科の専門性を活かす就職先である地質・建設などの調査・コンサルタント会社に就職した場合には、国家資格「技術士」の取得が求められます。地球科学科の地球環境学プログラムを修了すると、この「技術士」の資格を得るために必要な2つの試験のうちの第一次試験が免除されます(2020年3月卒業までJABEE認定済)。ですから、卒業後に調査・コンサルタント会社を希望する方にはアドバンテージになるでしょう。また、大学院への進学者も多く、日本大学大学院をはじめとして全国の大学院への進学実績があります。

 

→ 進路状況
→ 技術士を持つ卒業生からのメッセージ
→ 社会で活躍する卒業生からのメッセージ

大学の授業は高校とかなり違いますか?また、何の授業をどうやって取れば良いのでしょうか?

大学の授業は高校の授業とは大きく異なります。大学は前期・後期に分かれており、授業も講義と実験・実習があります。大学では自分で全て何の講義を取るのかを選んで受講し、試験を受けるもしくはレポート提出などして合格となれば単位が与えられます。この単位には取り方のルールがありますので、前期・後期の始めに行われるガイダンスに参加して、履修の仕方や時間割の組み方を教わって下さい。また、入学後には担任教員が付きますので、履修などで分からないことがあれば気軽に相談することができます。

授業が難しくて理解できなくなってしまった場合、どうすれば良いでしょう?

大学の講義(授業)は事前学習と事後学習を行う形となっています。すなわち、授業の予習・復習です。先ずは講義をきちんと理解する努力をしましょう。それでも理解できない場合には、教員はオフィスアワーを設けており、この時間に質問などを受け付けていますので、これを活用して分からなかったところを聞くようにして下さい。もしどうしても内容が難しすぎるという場合には、各授業科目の最後には授業アンケートが実施されますので、そこで意見を挙げても良いかも知れません。各教員はアンケートに寄せられた意見や要望を検討して、教育改善に役立てています。