後藤ゼミ
ゼミのテーマ

Doing Visual, Cultural & Urban Sociology!
―映像フィールドワークによる「東京」と「東京人」の社会学的研究―
写真は、「東京」都心部でタウンウォッチングしている時の様子です。2022年5月25日の東京交通会館前。まだ新型コロナ・パンデミックが収まっていなかったので、マスク姿での「街歩き」となりました。
ゼミの進め方・特色

3年ゼミでは、文理学部のある下高井戸・桜上水地域に眠っている地域資源(ヒト・コト・モノ)を掘り起こし、それを題材とする映像ドキュメンタリー作品(社会学的映像モノグラフ)を制作して発表する「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトに取り組んでいます。写真は、後藤研究室で1チームが映像データを見ながらグループセッションを展開している様子と動画編集中の画面です。
4年ゼミでは、「東京写真」を基にしてフィールドワークを行い、徹底的に議論を積み重ねて分析・解釈し、作品タイトル+写真+解説文からなる作品を制作して発表する"写真で語る:「東京」の社会学"プロジェクトに取り組んでいます。
毎年、成果を「形」にして内外に向けて発表しています。文理学部のホームページで紹介された、2022年12月18日に開催した昨年度の研究成果発表会(第12回シモタカ・ジョースイ映像祭と第29回“写真で語る:「東京」の社会学”展)に関する記事を、次のURLをクリックしてご覧下さい。
https://chs.nihon-u.ac.jp/information/2023/01/18/12154/
後藤研究室のホームページ(https://www.n510.com/)も、覗いてみて下さい。
このゼミの学生が執筆した卒業論文題目(一部抜粋)
「東京圏における鉄道交通と中長距離流動 ―湘南新宿ラインの与えた影響―」
「ゴジラ映画の社会学 ―都市破壊シーンから読み解く東京観と都市文明像―」
「芸術作品にみるセクシュアリティ ―「聖」と「性」の関係―」
ゼミ生の声

・私が後藤ゼミに入ったきっかけは、先生の授業やアルバイト経験から地域社会に関心を持ったことです。よく喋る人たちと一緒に楽しく映像作品を作っています。人間関係も濃くて、卒業する頃には大きく成長できるのではないかと思います。(3年生)
・後藤ゼミナールでは、写真・映像作品の作成過程において、自ら見たもの想像したものから思考する能力を身につけることができます。また、実践的な撮影・編集技術を伸ばすことで自身の力で考えたことを形にできることが、私たちのゼミナールの楽しさです。(4年生)
・そんなゼミを展開する後藤先生は、ものすごく癖の強い素敵な先生です。癖の強さ例を社会学科のHPに載せるには躊躇われる内容ばかりで、書けません。しかし社会学研究者として確固たる自分軸が存在します。先生の講義を学びたい人、癖の強さに興味がある人は、ぜひ後藤ゼミへお越しください。(4年生)
写真は、下高井戸のバーでゼミ生たちが取材(インタビュー)している時の様子です。どんな作品が生み出されているのかに関しては、社会学科「ソシオフェスタ」の特設サイト(https://n510.com/sociofesta/)を見てみて下さい。