宗教学

悠久の時間を超えて

宗教学とは、あらゆる「聖なるもの」に関わる現象を対象とします。その「聖なるもの」を、実証的、客観的に問い続ける学問です。

古代宗教、世界宗教から、日々の宗教儀礼にいたるまで、人類の宗教的営みは、やむことなく連綿と引き継がれてきました。

宗教を探求していく場合、二つの研究方法が考えられています。

一つは、諸宗教の聖典と資料の解読に基づいた歴史的研究。

一つは、現実に営まれている宗教に対する観察・調査研究。そこには社会学・人類学・心理学等の方法論も用いられます。

諸宗教の歴史をはじめとする幅広い知識の習得を前提としながら、日本の宗教を築き上げた開祖の著作をじっくりと読んでみませんか。フィールドワークの技術を駆使して、宗教文化の実態を解明しませんか。古代インドの哲人達やゴータマ・ブッダの叡知に耳を傾けませんか。

特定の立場に偏らず、自由な視点から宗教を探求してみたいあなたへ。さあ、宗教という名の大海に、ともに漕ぎ出しましょう。