大学院カリキュラム

日本大学大学院文学研究科国文学専攻について

文学研究科国文学専攻は、1951年に修士課程、1961年に博士課程が設置されて成立しました。現在は、博士前期課程、博士後期課程という名称になっています。古典から近現代にいたる日本文学、日本語学の学問分野に基づき、21世紀の人文科学をみすえた文学研究を目指しています。

 

国文学専攻への進学者は、本学部国文学科卒業生のほか、他学科・他学部・他大学出身者も多く、これまでにも、神奈川大学、近畿大学、慶應義塾大学、東京学芸大学、同志社大学、二松學舎大学、藤女子大学、法政大学、明治大学、立教大学、琉球大学、早稲田大学などの出身者が学んでいます。

 

海外提携校やそれ以外からの留学生も多く、多種多様な人材の集う研究機関となっています。修了者は、各大学や研究機関で研究職についたり、中学や高校などの教育の場や一般企業など、さまざまな分野に進出し、活躍しています。

カリキュラム

大学院では以下の科目を開講しています。各科目の詳細はシラバスをご参照ください。

博士前期課程

教員の専門領域に関する講義が中心の科目

古典文学特殊講義、近現代文学特殊講義、日本語学特殊講義

 

教員の講義に加えて、大学院生の報告や作業も加わる科目

古典文学専門演習、近現代文学専門演習、日本語学専門演習

 

専門外の人も含めて幅広い知識を学ぶ科目

古典文学基礎研究、近現代文学基礎研究、日本語学基礎研究

 

学際的な学問領域を複数教員で有機的につなぐ科目

総合研究

日本語教師として専門性の高い知識・スキルの獲得を目指す科目

日本語教育学特論、日本語教育実習、日本語教育学特殊講義、日本語教育学専門演習、日本語教育学総合研究
※日本語教育コースの詳細はこちらをご参照ください。

 

学術的な文章を書くための基礎的スキルの獲得を目指す科目

アカデミック・ライティング(日本語)、アカデミック・ライティング指導(日本語)
※英文学専攻では英語科目を設置

博士後期課程

国文学研究

学生の専攻・専門分野に応じた研究指導。

大学院国文学分野の単位互換制度

平成17年度から,文学研究科国文学専攻の学生は,単位互換制度に関する協定により、下記の加盟大学院の授業を特別履修学生として履修し,単位修得できるようになりました(履修を希望する学生は,指導教授の了解を得たうえで,教務課窓口で所定の手続きをします)。

 

(1) 大学院国文学・国文学分野の単位互換制度に関する加盟大学院
駒澤大学大学院国文学専攻
鶴見大学大学院日本文学専攻
(2) 授業料等(無料)

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