学科の紹介
社会福祉学専門職と国家試験
社会福祉学専門職の育成
社会福祉学科には、「ソーシャルワークコース」と「福祉社会創造コース」の2つのコースがあります。
「社会福祉士」の国家試験受験資格の取得を目指す方は必ず「ソーシャルワークコース」で学ぶ必要があります。また「ソーシャルワークコース」と公共・企業・国際分野の実践者の方々との対話を交えつつ
主体的に学ぶ「福祉社会創造コース」ともに選択して学ぶことも可能です。
また、1年生から始まる専門科目に加えて、少人数制のゼミナールなど、きめ細かいサポートのある学びの場も用意されています。
このような環境の中で、多くの福祉の専門職を育てています。
取得可能な資格・国家試験の合格率
・社会福祉士(国家試験受験資格)※学科で設定した所定の条件を満たす必要あり
・社会福祉主事(任用資格)
・児童福祉司(任用資格)
・身体障害者福祉司(任用資格)
・知的障害者福祉司(任用資格)
・児童指導員(任用資格)
・スクールソーシャルワーカー(課程修了) 等
本学では社会福祉士国家試験において、毎年高い合格率を誇っています。
2024年度に行われた第37回社会福祉士国家試験の合格率は88.6%(新卒者)でした。(全国平均56.3%)
学科の魅力
01 小人数制
学生が語る学科の魅力として一番多いのが少人数であることです。「文理学部で最も学生数が少ないので同じ学年だけでなく、先輩、後輩、先生とも仲良くなれる」、「先生との距離が近くて勉強について相談しやすい」、「中学や高校よりも人数が少ないからすぐに仲良くなれる」など、学生同士また学生と教員との距離感が近いことが魅力となっています。講義や演習では、グループ発表やディスカッションもあり、学生が主体となって学んでいます。
02 公務員への高い就職実績
公務員への就職実績が高く、卒業生の多くが国家公務員や地方公務員として全国各地で活躍しています。これまでの就職先として、法務省、神奈川県、千葉県、東京23区、横浜市、警視庁などがあります。本学科では、公務員として活躍している卒業生をゲストスピーカーとして招き、学生が公務員試験の勉強方法や公務員の具体的な仕事を学んだり、卒業生と在校生が交流する場を作っています。
03 多様なフィールドワーク・ボランティア活動
多種多様なフィールドワークやボランティア活動があり、興味のあるものを選んで活動している学生がたくさんいます。公共・企業・国際に関する実践活動を学ぶ授業では、実際に公共・企業・国際に関わる団体でフィールドワークを行います。また学生による多くのボランティアサークルがあり、自分たちで活動内容を考えながら積極的にボランティア活動に参加しています。学生は、学内だけではなく、さまざまな人たちとつながり、視野を広げています。
04 スクールソーシャルワークが学べる
スクールソーシャルワーカーは、学校における不登校やいじめなどに対応し、子どもを中心に教職員、保護者に寄り添って課題の解決をめざす社会福祉の専門職です。教員養成で定評の本学部では、スクールソーシャルワークと併行して学ぶ教職科目を充実しており、学科では都内の福祉系大学のなかでも希少なスクールソーシャルワーク教育課程があります。学校がチームとして子どもの成長を育んでいけるよう、教育と福祉を繋ぐスクールソーシャルワークについて学びます。
カリキュラム
■カリキュラムの特徴
社会福祉学科では、学ぶ内容が次の5つのグループに分かれています。
- 共通科目群:社会福祉の基礎知識を学び、他の分野にも役立つ幅広い知識を身につけます。
- 社会福祉専門科目群(講義):社会福祉士の資格取得に必要な科目や、ソーシャルワークの知識・スキルを深めるための科目があります。
- ソーシャルワークコース科目群(講義・演習・実習):講義に加えて、現場での実習や演習を通じて実践的に学びます。
- スクールソーシャルワーク科目群:学校現場での福祉の役割を学ぶための科目です。
- 福祉社会創造コース科目群:地域づくりや福祉社会の課題解決に関わる学びが中心です。
4年間の学びの流れ
【1年次】
社会福祉の基本的な知識を学びながら、「福祉キャリアデザイン論1・2」で福祉現場のことを学び、自分の進路について考えます。
また、「自主創造の基礎」や「学問の扉」では、情報収集や論理的に考える力、コミュニケーション能力を、授業やグループディスカッションを通じて鍛えます。
【2年次】
「ソーシャルワークコース」と「福祉社会創造コース」の2つのコースに分かれて、進路に合った授業が始まります。
ただし、コース選択は柔軟で、自分の関心に合わせて履修を選べます。
【3年次】
ゼミナール(少人数制の研究クラス)がスタートし、専門分野をより深く学びます。
さらに、ソーシャルワークコースの学生で、学校現場の福祉に関心がある場合は、「スクールソーシャルワーク課程」を選択できます。
【4年次】
卒業論文に取り組み、4年間の学びをまとめ上げます。
学びの特徴
この学科では、社会福祉に関する専門知識だけでなく、実習・フィールドスタディやゼミナールなどを通して、現場で役立つ実践的な技術や考える力もバランスよく身につけます。
これにより、卒業後にはさまざまな福祉の現場で活躍できる力を養います。
学生が取得している主な資格
社会福祉士(国家試験受験資格)※/ スクールソーシャルワーカー(認定資格)※/
社会福祉主事 / 児童指導員 / 社会教育主事 / 司書 / 学芸員
※学科で設定した所定の条件を満たす必要あり
卒業後の進路
卒業後の進路 ⇒ 大きな可能性と幅広いフィールドへ
社会福祉学科卒業後の進路としては、地方自治体の公務員(福祉職)を中心に、児童・高齢者・障がい者分野や地域福祉など多様な福祉分野、医療分野、教育分野における相談援助に関する福祉専門職(社会福祉士)、また、一般企業においても多様な対人サービス業など、幅広い分野への就職が考えられます。
最近の主な就職先(社会福祉コース履修生)
・公務員:神奈川県、横浜市、東京23区、厚木市、日立市、法務省、千葉県、警視庁、埼玉県警 他
・福祉系(社会福祉法人・NPO・その他):全国社会福祉協議会、独立行政法人日本年金機構、公益財団法人武蔵野市福祉公社、東京都知的障碍者育成会、世田谷区社会福祉協議会、北柏リハビリ総合病院、(医)三愛会、埼玉みさと総合リハビリテーション 他
・一般企業:三菱UFJ銀行、明治安田生命保険、セコム、ニチイ学館、ソフトバンク(株)、(株)埼玉りそな銀行、エプソン販売(株)、スズキ(株)、(株)東京ドームホテル、SOMPOケア(株) 他
卒業生の声(メッセージ)
世田谷区児童相談所
佐々木 紫
様々な人と話し、考えた経験が現在の職場でも活きています
私は、世田谷区児童相談所で児童福祉司として働いています。
新卒採用での児童相談所勤務は悩むことも多々ありますが、子どもと保護者の間の年齢だからこそわかるそれぞれの気持ちもあるのではないかと感じ、それぞれの想いを大切にした支援ができるよう努めております。
私は、社会福祉学科の授業の特徴の1つはグループワークが多いことだと考えています。グループワークで他の人と話し合いながら支援について考えるという経験が、現在の職場で担当福祉司として支援方針を考えるときに役立っていると感じております。
授業内外問わず様々な人と関わることで視野が広がっていくような、豊かな学生生活を送っていただければと思います。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社コンスーマビジネスユニット
成嶋 セルジオ 正章
「やりたい事、なりたい自分を探求出来る場所」
私はキヤノンマーケティングジャパン(株)で、市場分析を通して商品戦略等を担うカメラマーケティングの部署で働いています。
私には視覚障害(弱視)があり、高校生の時に写真の面白さに触れ「視覚障害があってもカメラや写真を楽しむ事の出来る社会にしたい。」と思い、その夢を福祉という視点で紐解きたいと考え社会福祉学科に入学しました。
社会福祉学科では、グループワークやゼミナールなど多様な価値観・感性を持っている仲間や先生方と徹底的に探究する機会が沢山あり、好きな事ややりたい事に没頭出来ました。
その経験が今の仕事でも、お客様のニーズの把握や市場を読む上での鍵になったり、夢への支えになっています。
社会福祉法人三篠会 重症児者福祉医療施設 ソレイユ川崎
網干 麗華
日大社会福祉学科での経験はかけがえのない財産です
私は重度の身体障害と知的障害のある児童・成人を対象とした施設で相談員として働き、ご利用者やご家族の相談援助、関係機関との連絡調整、職員が働きやすい環境造りなどの仕事を担っています。
社会福祉学科には多様な分野について学ぶ環境・機会が充実しており、授業やボランティア活動、先生方の紹介等を通じて様々な経験をすることができました。
それらの経験から、広い視野をもつことの重要性を学び、“多様な価値に寄り添い、互いの倫理を尊重し、適材適所のチームケアを構築する”現在の仕事にとても活かされています。
社会福祉法人 神奈川県匡済会 横浜市十日市場地域ケアプラザ 地域包括支援センター 生活支援コーディネーター
三村 裕介
院生時代の経験全てが、私の血肉になっています
私は社会福祉学科を卒業した後、2017年4月に大学院文学研究科社会学専攻社会福祉学コースの第1期生として入学し、
在学中に「ハウジングファーストの効果と有用性─当事者の語りからみた『住まう』ことを支援する意味─」というテーマで修士論文を執筆しました。
論文を書き上げ、大学院を修了したとしても、必ずしも社会的評価が得られるとは限りません。
そう考えると、大学院進学という選択は、「回り道」なのかもしれません。
ですが、「無駄」だったわけではない。院生時代の経験全てが、私の血肉となっていると胸を張って言えます。
万人にすすめられる進路ではありませんが、学問を究めたいと心から思えるのであれば大学院進学も選択肢の1つだと思います。
