小樽文学館「『伊藤整日記』と近代文学研究者 曾根博義の仕事」企画展のご案内

2023.03.10

学科のニュース

北海道小樽市の小樽文学館で、現在「『伊藤整日記』と近代文学研究者 曾根博義の仕事」という企画展が開催されています。
会期は2023年2月4日(土)~3月26日(日)です。
詳しくはこちらの同館サイトをご覧下さい。

 

http://otarubungakusha.com/exhibition/2023014355

 

曾根博義先生は本学科の教員として長年にわたり研究・教育につとめられ、伊藤整をはじめとする近現代文学研究に関しての多大な業績を遺されました。

作家ばかりでなく、その作家の研究者にまで焦点を当てる展示というのは、なかなか珍しいことなのではないでしょうか。
別の言い方をすれば、企画展のテーマとなるくらいの、他の追随を許さないほどの深いご研究を、曾根先生がなさっていたということです。

今春にちょうど北海道に行かれる方、ぜひともこの企画展をご覧下さい。あるいはこの企画展観覧のために、ぜひとも小樽へお出かけ下さい。


なお、小樽まで行けない方も、
『伊藤整とモダニズムの時代―文学の内包と外延』(花鳥社、2021)
『私の文学渉猟』(夏葉社、2021)
といったご著書で、曾根先生のお仕事の一端を知ることができますので、ぜひともお手にお取り下さい。