カリキュラム

大きく変動する国際情勢を見据え、中国語を身につけ、中国語圏の文化・歴史・社会を多角的に学ぶ

本学科では、少人数クラスによる中国語授業や台湾での語学研修といった「集中的な中国語教育プログラム」と、中国古典思想、古典文学から中国・台湾・チベットの現代文学、中国語圏の映画、中国史、台湾地域研究、少数民族の問題、ジェンダーといった「多角的なアプローチによる中国語圏研究」という2つの柱のもとで大学教育に取り組んでいます。


「中国語1〜14」

本学科のカリキュラムは、ゼロから中国語を学ぶと同時に、中国や台湾などの中国語圏の言語・文化・歴史・社会への理解を深められるように組み立てられています。1年生では、20名程度のクラスで必修科目「中国語1〜8」(週に4コマ)を履修し、中国語の基礎をしっかりと身につけます。2年生では、必修科目「中国語9〜14」(週に3コマ)のほか、選択必修科目「中国語リーディング1・2」「中国語ライティング1・2」「中国語リスニング1・2」「中国語スピーキング1・2」を履修して、中国語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能のスキルアップを目指します。

「研究ゼミ/卒業ゼミ」

3年生からは「ゼミ」が始まります。それぞれの専門領域の教員のもとで、学生各自の興味関心を、より専門的な学びへと深めていきます。2年生の後期にゼミ希望調査を行い、その後、各選考を経てゼミの配属が決定します。3年生は「研究ゼミ」において、担当教員と学生を交えたディスカッションを行いながら、卒業論文を書くための基礎固めをします。4年生は「卒業ゼミ」において、学生自らがそれぞれテーマを設定して、卒業論文の執筆に取り組みます。

「海外語学研修」

2年生以上の希望者を対象に、夏季休暇に国立台湾師範大学での3週間プログラム「海外語学研修」を実施しています(費用は自己負担)。中国語授業のほか、篆刻・中国茶・太極拳などに触れる実習や台北近郊への日帰りツアーなど、多彩な実践的プログラムのもとで中国語のステップアップを図り、中国文化への理解を深めます。

(写真は「アジアのウユニ塩湖」とも称される台中の高美湿地です。)

取得できる資格

中学校教諭一種免許状(中国語、国語)/ 高等学校教諭一種免許状(中国語、国語)/司書教諭 / 司書 / 学芸員