せたがや福祉区民学会で社会福祉学科学生が活躍しました

2022.12.16

学科NEWS

12月3日に駒澤大学で行われた「第14回せたがや福祉区民学会」で、社会福祉学科の学生が口頭発表、ワークショップの企画・運営で活躍しました。

 

口頭発表では2チームが発表。子どもの学習・居場所支援の活動(区・区社協が行う生活困窮者自立支援事業の一環)を行う学生サークル「せたがやゼミナール(せたゼミ)」の傳田智也さん・五十嵐泰起さん・石政吾朗さんは、コロナ禍で活動にさまざまな制約がかかるなか、子どもたちとのコミュニケーションやかかわりを継続するために、学生がミーティングを重ねて創意工夫を行った実践を報告しました。

フロアからは「区職員として同事業の創設に関わり、素晴らしい報告が聞けて大変うれしかった」といったコメントが聞かれました。

 

もう1チームは、福祉社会フィールドワークの授業で行っている中高生の居場所「たからばこ」での若者支援について、「世田谷区若者支援と福祉社会フィールドワークの連携からの学生の学び」として

新垣陽大さん・大槻麻実さん・尾崎悠人さん・西山博務さん・羽川夏音さん・本多幸四郎さんが発表しました。

前期には全員がボランティアを行い、その後、学生企画を立てて、世田谷区の担当者と相談しながら運営するという貴重な経験をまとめたものです。

2年生で初めての学会での発表ということで大変緊張したということでしたが、無事終えることができ、多くを学ぶことができました。

 

他にも、学生ワークショップ「みんなで守る いのちとくらし」には、本学からも3人(成嶋セルジオ正章さん・小澤保菜美さん・大西晋平さん)が実行委員として参加し、大学を超えた学び・交流の場づくりに参画しました。

トウ・ギョクショウさん・木村明日美さんは、ボランティアとして運営を支えました。

福祉区民学会は、社会福祉学科の学生たちにとって、学外での大切な学びの場となっています。

 

※せたがや福祉区民学会は、世田谷区内の大学、福祉施設・事業所、区民、行政で構成される学会です。

毎年1回、区内の8大学が持ち回りで、学会を開催しています。コロナ禍で2年間はオンライン開催でしたが、今年度3年ぶりに集合で開催されました。

 

・せたゼミの発表

・フィールドワークの発表

・学生ワークショップ

・4年生が口頭発表、ワークショップの実行委員、ボランティア(写真撮影)で活躍。

2019年に日大で学会を開催した時、彼らは1年生で、ボランティアとして参加していました。