総合基礎科学研究科・修士2年の菅野舜介さんが日本認知症学会の学会奨励賞を受賞しました!
2024.11.29
お知らせ
令和6年11月21(木)~23日(土)に福島県で開催さ
<研究概要>
アルツハイマー病(AD)の脳内で起きる特徴的な変化として、アミロイドβペプチドが蓄積してできる「老人斑」と、タウタンパク質が細胞内に蓄積してできる「神経原線維変化」が知られています。ヒトの脳内ではタウタンパク質は6種類のアイソフォームが存在しており、ADでは6種類全てが蓄積するのが特徴です。しかしながら、マウスの脳では3種類しか発現していないため、ADで見られるタウ蓄積を正確に再現するマウスモデルを作製することは困難でした。本研究ではヒトと同じように6種類のタウが発現するマウスを用いて新たなモデル作製を試みました。試験管内で合成したAD型タウ線維をマウス脳内に接種すると時間経過に伴いタウ蓄積病理が観察され、さらに6種類のタウ蓄積を再現することができました。本研究で作製した新規マウスモデルはADに特徴的な病理を再現していることから、病態メカニズムの解明や新規治療薬の開発に有用であると考えています。
※本研究は東京都医学総合研究所の認知症プロジェクトとの共同研究として行われたものです。

