相関理化学専攻博士後期課程3年の地引和也さんの論文が雑誌(Genes To Cells、出版元:日本分子生物学会)の “Editors Choice*1″に選ばれました
2022.01.26
お知らせ
相関理化学専攻博士後期課程3年の地引和也さん(指導教授:生命科学科 安原徳子准教授)の論文が雑誌「Genes To Cells(出版元:日本分子生物学会)」の “Editors Choice*1“に選ばれ、本雑誌HPで紹介されました。
この論文では、真核細胞の核へ分子を運ぶタンパク質として知られるimportin αがDNAと直接結合することを明らかにし、そのユニークな結合様式を解析しました。この研究で得られた知見からimportin αが分子を細胞内へ運んだ後、積荷分子と共にクロマチンDNAと相互作用するという新たな核機能制御機構の存在が示唆されます。
本論文は、オープンアクセス*2で公開されています。
*1 Editors Choice とは、担当編集者より査読後優秀論文として推薦を受け、委員長の承諾を得て選定される注目論文
*2 オープンアクセスとは、学術論文に対して誰もがインターネットを介して無料でアクセスして利用できるようにすることです。