松橋ゼミ

ゼミのテーマ

「移動」し「集う」ことの社会学:人やモノ、コトや情報等の越境可能性が増す今日、「移動」を介して特定の「場所」に人・モノ・コトが「集う」事態がなぜ/いかに生じるのか、その要因とメカニズムを探求します。

ゼミの進め方・特色

3年次には、1)関連文献を用いたメインテーマ知識習得とタウン・ウォッチング、2)各人の問題関心に基づくサブテーマ設定と個別企画策定、3)サブテーマと個別企画に基づく個人&グループによる研究成果蓄積、という3ステップを踏まえ、社会学的研究を行うための基本的視点と方法、ゼミにおける研究活動の作法等を身につけます。さらに4年次には個人テーマに即した研究を深め、卒業論文執筆や成果報告物作成に向けて準備を進めていきます。テーマ設定の自由度の高さ、多岐にわたるアウトプット方法習得(レジュメ、パワポ、ポスター、KP法等に基づくプレゼン)を通じ、自身の考えを「形」(言語化+図示化)することに力点をおいている点が特徴です。

このゼミの学生が執筆した卒業論文題目(一部抜粋)

「参加型スポーツツーリズムによる地域活性化」
「都市における展示場の役割―MICE戦略とビジネスコミュニケーションから」
「COVID-19(新型コロナウィルス)感染拡大における宝塚歌劇ファンの行動変化」

ゼミ生の声

・このゼミでは「移る」と「集う」に焦点を当て、社会学的な視点から都市空間とその中でのヒト・モノ・コトの動きを探求します。グローバル化が進む現代社会において、モビリティのメカニズムやその意味を考え、そして公共空間の可能性について考えます。このゼミが、あなたにとっての新たな「出会い」となることを願っています。

 

・各々が関心のあるテーマについて自由に研究をしていくことができます。定期的に発表の場があり、ゼミ生同士で意見交換をしたり、先生からのアドバイスを通して、自分の研究の改善点を見つけ、それを踏まえて少しずつ更新していきます。社会に出てからも役立つプレゼン能力や、問題を解決していく能力が養えると思っています。

 

・3年生のゼミはグループ研究がメインで、課題に取り組んでいきます。後期からは少しずつ自分に関連したテーマに基づくグループ発表や個人発表がはじまりますが、「和気あいあい」な雰囲気とほどほどな「ゆるさ」が同居しながら進んでいきます。