よくある質問

Q & A

Q 01.日大心理学科で何が学べますか

A.

現在,大学によっては特定の分野の心理学のみを学ぶようになっているところもあります(例えば臨床系の科目しかない,等)。
日大の心理学科では様々な分野が片寄りなく学べるようになっています。 1年次に,基礎的な科目を広く学び,2年次以降は自分の興味ある分野を選択し,絞り込めるようになっています。最終的には3・4年次のゼミや卒業論文(選択)のテーマへ結びつきます。

Q 02.心理学科のカリキュラムについて教えてください。

A.

2年生からは自由度の高いカリキュラムになっています(興味ある科目をある程度好きなだけ取ることができる)。
1年生のうちは,心理学を学ぶ上で基礎となる科目を修得します。

(例)
「心理学概論」・・・心理学一般の知識を広く勉強します。
「心理学統計法」・・・心理学はあくまでも科学なので,調査・実験等を行った結果(数的データ)を統計的に処理し,その意味を判断しなくてはなりません(「なんとなくこんなように思われる」ではいけないのです)。その方法として,データの処理法・解釈法を勉強します。
1年次後学期には,必修科目としてコンピュータを使用した情報処理を勉強しますが,この「統計法」が基礎となります。
また,2年次の必修科目である「心理学実験」のレポート作成時のデータ処理にも必要です。

Q 03.卒業後の進路は?

A.

一般企業(事務職・営業職等)に就職する者が大多数で,学部を卒業して心理の専門職に就く者は少数です。
心理の専門職(例えばカウンセラー的な仕事)に就く者は,大学院を修了してからの場合が多いですが,学部卒で専門職に就く道としては,公務員があります(例えば,法務教官・技官=矯正関係の仕事,家庭裁判所調査官補,児童相談所員)。
近年では,大学院進学者も,増えてきています(他大学の大学院進学者も)。

Q 04.就職の際,心理学をやっていたことでメリットはありますか

A.

心理学の知識や技術が直接就職に役に立つことは少ないかもしれません。
しかし,ある目的に向けて実験や調査方法を組み立て,結果を数的に処理することができる点は,就職の際、強みになります。また,心理学を学ぶということは,人間を客観的に見る姿勢を身につけることにつながるので,「心理学科卒だから,人事の関係部署へ」といったような配属のされ方をする場合もあるようです。

Q 05.心理の資格について(主にカウンセラー等)

A.

様々な様々な団体が様々な資格を認定していおり,それぞれに受験資格等があります。
現在,カウンセラー的な資格を,と考えるなら「臨床心理士」が最もポピュラーです。
平成30年度からは公認心理師コースが開設され,国家資格である公認心理師の受験資格取得を目指すこともできます。

※ 臨床心理士について・・・
「指定校制度」があり,公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の指定を受けた大学院を修了することで,受験資格が得られます。本学は,平成23年度より第1種指定されています。
Q 06.入試の難易度は

A.

現在,心理学科を希望される受験生が比較的多く,そのため倍率が高めとなり,入学が難しくなっているようです。
しかし,あくまでご本人の努力次第です。あまり偏差値や倍率にふりまわされないで,希望をつらぬけば,夢はかなうはずです。がんばってください。

Q 07.統計がカリキュラムに入っているが,文系でも大丈夫ですか

A.

大丈夫です。
統計法では数学的能力だけでなく,むしろ理論にそって考える力を必要としています。基本からゆっくりと進めていくので,学ぶ意志があれば,必ず理解できるはずです。

Q 08.数学は必要ですか

A.

繰り返しになりますが,数字の計算や数式を解く能力よりも考え方が重要ですので,高校までの数学が苦手な人でも大丈夫です。

Q 09.他学部卒業で,臨床心理士になるためにはどうすればいいでしょうか。社会人入学の方法もあると聞いたのですが

A.

臨床心理士の資格を取るためには,指定の大学院を卒業することが必要です(日本大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻の臨床心理学コースは,指定大学院1種に認定)。
心理学以外の分野を卒業後,社会人入学の制度により,臨床心理士を目指して学んでいる方もいます。大学院への入学を希望されるのであれば,社会人入学の制度を利用されることも可能です。
ただ,通常は学部の4年間で心理学の基礎を学習し,その後2年間あるいは3年間かけて大学院で専門的な心理学の研究等を行います。臨床心理とは言っても,臨床心理だけ学べば良いのではなく,心理学における臨床心理以外の領域も総合的に学習することが必要であり,それを大学院でいきなり行うのはかなり難しいと思われます。
前述のように,大学院に直接入学されることも可能ですが,学部に入学し,心理学の基礎を学んだ後,大学院に進むという道も検討されてはいかがでしょうか?

Q 10.交換留学制度について教えてください

A.

日本大学では,アメリカ,カナダ,イギリス,韓国,中国など32か国1地域127大学等(2018年3月現在)と学術交流協定等を結び,教職員・留学生の派遣・受け入れ,共同研究,学生の短期研修,学術情報の交換などを行っています。
交換・派遣留学生となるには,一定の語学力を有する必要があるほか,選考試験で選抜され,さらに派遣先大学から受け入れを許可される必要があります。留学期間中の本学の授業料は,留学在籍料として年間12万円を徴収するのみとなります。また,交換留学生(派遣留学生を除く)は,派遣先大学の授業料が免除されるほか,奨学金が支給されます。留学中に修得した単位は,履修科目の講義内容・時間数などを勘案した上で,卒業単位として認定できる場合があります。
日本大学における交換留学生の制度については,日本大学のホームページの中の「留学・国際交流」に情報が載っていますので,ご参照ください。 また,日本大学文理学部が行っている海外語学研修等については,日本大学文理学部のホームページの中の「グローバル化に向けた取り組み」に国際交流情報が掲載されていますので,興味のある方はこちらもご覧ください。

Q 11.大学院心理学専攻の過去問が欲しいのですが

A.

大学院の過去問題は入学センター内にて閲覧することが可能です。閲覧を希望される方は事前にお電話にて(入学センター : 03-5317-9670)連絡をいただきご予約の上お越しください。

なお,過去問題の送付・配布・撮影・貸出等はできませんので,ご了承ください。

Q 12.外国人留学生として心理学科で学びたいと思っています。資料請求できますか

A.

外国人留学生の入試関係は日本大学文理学部のホームページの中の「入学案内」にて扱っておりますので,ご参照ください。