哲学科のまいにち
4月。
新しい生活と新しい学びのはじまり。
新入生の誰もが新たな生活への期待に胸を膨らませながら校門をくぐります。
しかし、新たな生活への不安もまた心の片隅にあるものです。
「単位」という言葉は聞いたことがあるけれど、それが成績とどう結びついているのだろう。
大学では自分で自由に時間割を組むことができるというけれど、どの授業を履修すればいいのだろう。
こうした様々な心配が頭をよぎることでしょう。
でも、大丈夫です。
入学後すぐ、授業がはじまるまでの時期に、新入生向けのガイダンスとオリエンテーションを実施します。
これによって新入生の皆さんが少しでも心を軽くして最初の授業に臨めるようにします。
ガイダンスでは、大学とはどのような学びの場なのか、そこではどのように単位を取得していくのか、そしてどのように卒業に至るのか、画像も用いながら丁寧に説明します(写真左)。
必要な単位数など重要な内容が満載の学部要覧の見方も確認します(写真中)。
オリエンテーションには哲学科の先輩も来てくれて、どのように時間割を組んだらいいか、自分の経験もふまえてアドヴァイスをしてくれます(写真右)。
「自主創造の基礎」は、高校までの学びから大学での学びへの橋渡しとなる授業です。
この授業では、グループワークなどを通じて、レジュメやレポートのような大学ならではの課題に対する取り組み方を身に付けることができます。
あわせて、Word、Excel、PowerPointなどの使用方法にも習熟することができます。
また、様々な調査の仕方や調査によって得られたデータの整理の仕方なども身に付けることができます。
この日は、SDGsに関連するテーマについてグループで調べたことを本館1階のラーニングコモンズで発表しました。
写真のように、学生たちは自分たちの調査したことをPowerPoint資料にまとめて発表します(写真左)。
発表者以外のひとも、他のグループの発表を熱心にメモします(写真中)。
質疑応答も活発になされました(写真右)。
「自主創造の基礎」は、高校までの学びから大学での学びへの橋渡しとなる授業です。
この授業では、哲学科を卒業した先輩の話をうかがうこともあります。
この日は図書館3階のオーバルホールで先輩の話をうかがいました。
大学での試験やレポート課題にどのように取り組んだらいいのだろう。
哲学科での学びをどのように大学卒業後に活かすことができるのだろう。
大学に入ったものの1年生の誰もが不安に思うことについて、先輩が実体験をとおして丁寧に助言し、励ましてくれます。
インタビュー形式で、先輩が自身の経験について話してくださいました(写真左・右)。
1年生たちも先輩の話に真剣に耳を傾けメモを取っています(写真中)。