福尾 晴香(助手)
専攻
近現代文学
略歴
東京都調布市出身。日本大学櫻丘高等学校卒業。日本大学文理学部国文学科卒業後、同大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程を修了し、同大学大学院博士後期課程に進学。2021年度に博士論文「伊藤比呂美における引用と越境の詩学──交差する時間/変異する言葉」を提出し、博士号を取得。2015年~2017年まで日本学術振興会特別研究員DC2に採用。2018年は、アメリカ、ワシントン州のウィットマン大学で日本語のランゲージアシスタントとして働く。帰国後、2019年から日本大学高等学校で国語科の非常勤講師として勤務し、高校1年生の現代文を担当する。2020年から日本大学文理学部国文学科の助手として勤務。
研究分野
日本近現代文学の専攻です。専門は、日本現代詩で主に1980年代~現代までの詩について研究しています。とくに、伊藤比呂美の詩についてインターテクスチュアリティ研究や、ジェンダー、フェミニズムの観点から論じてきました。専門は現代詩ですが、日本大学大学院近現代文学専攻の公式HP(http://nichidai-daigakuin.blog.jp/)では多和田葉子「ボルドーの義兄」に関する座談会を組むなど現代文学全般にも興味があります。
私の学生時代
大学時代は、廃部になっていた日本近現代文学研究会(今また休会中)を興して、会長として5~6人の仲間と一緒に同人雑誌を刊行するなどの活動をしていました。現在、私の研究対象の伊藤比呂美さんをお招きした講演会なども開催しました。大学2年次には、ロンドンに短期留学に行って、ついでにパリ観光をしたりしました。休みのたびに韓国や台湾、グアムなどに旅行に行って日本以外の風景を見ることが好きでした。