【大学院】史料調査を行いました。(日本中世史)

2026.09.18

史学科からのお知らせ

大学院

 9月16日(水)~17日(木)に、田中大喜教授と同教授が指導する大学院生が、茨城県立歴史館において同館に寄託されている鹿島神宮文書の原本調査を実施しました。
 鹿島神宮文書は東国屈指の神社文書群で、中世文書を多数伝えています。調査対象は、鹿島神宮内部で作成された中世文書であり、原本の観察から得られる文書のモノ情報を収集しました。刊本ではわからない情報に接することができ、学生たちは原本調査の重要性について理解を深めることができたようです。また、鹿島神宮は鎌倉幕府や摂関家が篤く信仰したことから、源頼朝・実朝の下文や摂関家政所下文といった貴重な文書原本も実見することができ、感激した様子でした。
 調査に当たっては、茨城県立歴史館学芸員の山縣創明氏のご高配を賜りました。厚く御礼申し上げます。
 なお、本調査は、田中教授が研究代表者を務める科学研究費基盤研究(B)「国衙文書と本拠から解き明かす国衙系領主の統治技術と実態」、および同教授が研究分担者を務める同「中世神社古文書学と近代史学史の往還から「神社史料論」の確立へ」(研究代表者:比企貴之)の調査研究の一環として実施されました。