本学科 助手の小泉敬彦さんが、松原研究アワードの大賞を受賞されました。

2021.03.09

お知らせ

本学科 助手の小泉敬彦さんが、松原研究アワード(*1) の大賞を受賞されました。

 

https://miho-no-matsubara.jp/event/archives/20210220forum

 

(*1) 松原研究アワード:世界文化遺産の三保の松原を有する静岡市が主催する、松原の価値と保全活用手法の発信、人的交流の活発化を目的とした各地の松原における研究調査、啓発活動を奨励する取り組み。

 

【研究内容】 微生物の生態は「見て」捉えることができません。
ゆえに、季節に応じた生態の変化(=フェノロジー)に関する知見に乏しいのが現状です。
本研究では、DNAメタバーコーディングの技術を用いることによって、「見えない」地中における微生物のフェノロジーを探索し、さらに気温の年変動との関連を検証しました。
湘南海岸において実施した調査によって、クロマツの生育をサポートする共生微生物の生態が、気温に応じて変化することを実証しました